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HKSシール構造

特徴

  • 運転中は無接触シール構造ですので摩耗、発熱の心配  はありません。
  • シール面は無接液構造ですので、シール部の劣化、腐 蝕等はありません。また無接液構造により、スラリー 液の影響を受けません。
     (スラリー液使用の場合は、お問い合わせください。)
  • 運転中は、シール羽根による液体シール方式となり、 また停止中はシール面を強力に加圧密閉する構造とな り、シール性が優れています。
  

注意

  • HKSシールは遠心力を利用していますので、インバ ータによる低速運転(40Hz以下)での使用はできませ ん。インバ ータをご使用になる場合は、設定をお問い 合わせ下さい。     
  • シール羽根による液体シールを使用していますので、 吸い込み側の押し込み揚程は4m以下として下さい。
    (4m以上でご使用になる場合は、お問い合わせ下さい。)

構成

HKSシールは、ポンプシャフトに組み込んでいる自動遠心開閉装置とインペラーに取り付いているシール羽根空気室の三要素で構成されているコンビネーションシール方式です。

  • ■自動遠心閉塞装置
    ポンプの回転による遠心力を利用してシール面を「開」「閉」する装置で、運転中は「開」となって無摺動・無接液状態となり停止中は「閉」となってポンプ停止中のシールをします。
  • ■シール羽根
    ポンプの回転によるシール羽根の遠心作用で羽根外周部に液体リングを形成し、ポンプ運転中のシールをします。
  • ■空気室
    ポンプ停止中にシール部を無接液状態にするための、シール部とインペラーの間の空気封入室です。
    

HKSシールの原理

運転時のシール

ポンプを運転すると、自動遠心開閉装置が、遠心力作用で作動し、シールリングが上昇してシール面が開となりシール面は完全に無接触状態となります。 同時にインペラーのシール羽根は、揚水羽根より大径であるので遠心力作用は大となるため、空気室内の液は運転と同時に渦巻室へ吐き出されると共に、シール羽根外周部に液体リングが形成されて、空気の混入と液漏れを完全にシールして無接触状態で運転されます。

停止時のシール

ポンプを停止すると、自動遠心開閉装置は、遠心力作用が無くなるため、戻り作動し、シールリングが下降して、シールパッキンと加圧密着状態となりシールします。この時空気室内は空気が封入された状態となります。封入された空気は、停止時の水柱圧量(ポンプからタンク等の液面までの高さ)にバランスして圧縮された状態で、シール面と液の間に封入されます。この空気が漏れないよう完全にシールして無接液状態で停止中のシールをします。
ポンプ始動の瞬間と、停止後の慣性回転時には、シールリングが回転自在に装着されておりますので、シールリングとシールパッキンが接触した状態で回転しない機構になっております。